「意味は何となく分かるけれど、いざ書こうとすると手が出てこない……」
そんな経験はありませんか?
実は、小学生の漢字の書き取りに関して、気になる最新の調査結果があります。
文部科学省・国立教育政策研究所が実施した「令和8年度 全国学力・学習状況調査」によると、小学6年生が「ふしぎ」を「不思議」と書く問題の全国平均正答率は、わずか45.4%でした。
「読めるけれど、正確に書けない」――。
タブレットやスマートフォンの普及により、活字を“見る”機会はあっても、自分の手で“思い出しながら書く”機会が減っている現代の子どもたちにとって、漢字の正確な定着はこれまで以上に大きな課題となっています。
◆ 漢字の力は「すべての教科の土台」になる
漢字を覚えることは、単なる国語の暗記学習にとどまりません。
教育研究機関等の追跡調査でも、「語彙力・漢字力が高い子どもほど、国語だけでなく算数や理科・社会など全教科の学力が高い」という明確なデータが示されています。
- 理科・社会の理解がスムーズに理科の「蒸発」や社会の「貿易」。漢字の「へん」や「つくり」、言葉の意味そのものを理解していれば、教科書の専門用語もすんなり頭に入ってきます。
- 算数の文章題を読み解く力に「何を求められているのか」を正確に読み取る力(読解力)は、言葉の引き出しの多さに直結します。
漢字を学ぶ上で大切なのは、ただノートを埋めるように同じ字を何度も機械的に書き写すことではありません。
「言葉の意味を理解し、自分の力で頭から取り出して書けるようにすること」が本質的な学力につながります。
◆ 10月24日(土)は漢字検定!
今週土曜日は漢字検定の実施日です。
漢検の良さは、「自分で目標を定め、合格という成功体験を一歩ずつ積み重ねられること」にあります。
「昨日まで書けなかった漢字が、今日は書けるようになった」
その小さな成長の実感が、子どもたちに「やればできる」という大きな自信を与えてくれます。
受検する生徒の皆さんは、日頃の積み重ねを信じて、とめ・はね・はらいまで丁寧に、全力を出し切ってきてください!
まだ受検したことがない皆さんも、次回はぜひチャレンジしてみませんか?
開明とぴあでは、日々の個別指導や学習サポートを通じても、すべての学びの土台となる「言葉の力」「漢字力」をこれからも大切に育んでまいります。
(参考:国立教育政策研究所「令和8年度 全国学力・学習状況調査 報告書」)
