今回ご紹介するのは、アレクサンドル=デュマの名作『三銃士』です。世界中で長く読み継がれているこの物語は、スピード感あふれる展開と魅力的な登場人物で、今の子どもたちにも読みやすい一冊です。
物語の主人公は、剣士になる夢を持つ少年ダルタニャン。パリへやって来た彼は、名高い三銃士と出会います。最初は思いがけない衝突から始まった関係ですが、やがて仲間として共に行動することに。王宮をめぐるあやしい動きの中で、勇気と知恵を武器に次々と起こる事件へ挑んでいきます。
作中では、決闘の約束が思わぬ大騒動へ発展したり、秘密を守るための危険な任務に巻き込まれたり、ミステリアスな人物との駆け引きがあったりと、ハラハラする展開が連続します。「次は何が起こるのだろう?」というワクワク感が途切れず、自然とページが進む構成になっています。
この作品の魅力は、単なるアクションだけではありません。仲間と協力して困難を乗り越える姿や、それぞれの個性がぶつかり合いながらも信頼関係を築いていく過程は、子どもたちにとっても親しみやすく、物語の世界に入り込むきっかけになります。
読書が得意な子はもちろん、「長い物語は少し苦手…」という子でも、テンポのよい事件展開によって物語に引き込まれやすいのがこの本の強みです。名作でありながら読みやすく、読書の楽しさを実感できる一冊と言えるでしょう。
【先生のひとこと】
事件が次々に起こるので、読んでいる間ずっとワクワクが続きます。「続きが気になる」という気持ちが自然に生まれ、読書への入り口としてもとても良い作品です。
わくわく文庫では、こうした名作を通して「読む楽しさ」を育てています。ぜひ『三銃士』の世界を体験してみてください。

【わくわく文庫 書籍紹介 #3】『三銃士』― 事件が連続する王道アクション名作