みなさんこんにちは!今回は「エビングハウスの忘却曲線」を使った効果的な復習法についてお話します。これを知ると、どんな風に復習したらいいかが分かるよ!
エビングハウスの忘却曲線って何?
エビングハウスの忘却曲線は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが発見した「人がどのくらいの速さで物事を忘れてしまうか」を示したグラフです。このグラフによると、覚えたことは時間が経つにつれてどんどん忘れてしまうことがよくわかります。
忘却曲線のポイント
- 最初の20分で42%忘れる
- 例えば、英単語を40個覚えたとしても、20分後にはそのうちの約17個を忘れてしまいます。
- 1時間後には56%忘れる
- さらに40個覚えた英単語のうち、1時間後にはなんと約22~23個を忘れてしまいます。
- 1日後には66%忘れる
- 1日経つと、40個覚えた英単語のうち約26個を忘れてしまいます。
- 1週間後には75%忘れる
- 1週間経つと、40個覚えた英単語のうち30個を忘れてしまいます。
効果的な復習法
人間は、がんばって勉強しても1時間で半分以上のことを忘れてしまうことがわかりましたね。そこで、忘却曲線に基づいて効果的に復習するためのポイントを教えます!
- すぐに復習する
- 授業が終わったら、すぐにノートを見直そう。例えば、授業の最後に5分だけ復習の時間を作って、今日習ったことを確認しよう。
- 間隔を空けて復習する
- 忘れる前に何度も復習するのが大事だよ。具体的にはこんな感じでやってみましょう。
- 1回目の復習: 学習した直後
- 2回目の復習: 1日後
- 3回目の復習: 1週間後
- 4回目の復習: 1か月後
- 忘れる前に何度も復習するのが大事だよ。具体的にはこんな感じでやってみましょう。
- テストやクイズを活用する
- たとえば、自分で英単語のテストを作って、毎日少しずつやってみよう。時間がなければ友達とクイズのように問題の出し合いをしてみよう。
- 複数回復習する
- 何度も繰り返し復習することで、記憶が長く保てるようになるよ。例えば、週に1回は前の週に習ったことを全部見直す時間を作りましょう。
忘却曲線を活用した勉強計画
具体的な勉強計画を立てると、効果的に学習できます。例えば、こんな感じでスケジュールを組んでみよう。
- 月曜日: 新しい英単語を50個覚える
- 火曜日: 月曜日に覚えた英単語を復習する
- 木曜日: 月曜日に覚えた英単語を再度復習する
- 次の月曜日: 前週に覚えた英単語を復習する
まとめ
エビングハウスの忘却曲線を理解して、効果的に復習する方法を取り入れれば、覚えた内容を忘れずにしっかりと記憶することができます。復習のタイミングを意識して、計画的に勉強しよう。これでテストの時も安心して取り組めるはず!
忘れる前に復習!エビングハウスの忘却曲線で効果的な勉強法を身につけよう