9月。夏休みも終わって、いよいよ2学期が始まりました。行事も多く、テストの準備もそろそろ気になる時期。そんな今にぴったりな言葉を残した人物が、二宮尊徳(にのみやそんとく)です。
名言
「積小為大(せきしょう いだい)」
小さなことを積み重ねていけば、やがて大きな成果になる。
二宮尊徳のエピソード
幼いころ、尊徳は家が貧しく苦労の連続でした。でも、薪を背負って歩く合間にも本を開き、少しずつ勉強を重ねていったといわれています。やがて大人になってからは、荒れた田畑をコツコツ再生し、村を豊かにしていきました。
派手なことをしたわけではありません。ただ、「今日できる一歩」をあきらめずに続けたのです。
今に生きるメッセージ
「積小為大」は、私たちの日常にもそのまま当てはまります。
- 毎日少しずつ復習する
- 1問でもいいから解いてみる
- ちょっとした工夫を続ける
そうした小さな積み重ねが、後から「大きな自信」につながっていきます。
おわりに
2学期は、あっという間に過ぎてしまう季節。だからこそ、「大きなことを一気にやろう」と気負うよりも、小さな一歩を続けることが大事なのかもしれません。
二宮尊徳の言葉をヒントに、今日からできることを一つずつ積み重ねていきたいですね。

世界の偉人と名言 二宮尊徳 〜「積小為大」小さな積み重ねが力になる〜