みなさんこんにちは!津市と松阪市にある個別指導塾の開明とぴあです。
今回はストレスについてのおはなしです。下のかっこ内の言葉を見てください。
「ストレスは悪だから排除しなくてはならない!」
「テスト前になると不安で何も手につかなくなる…」
「一度ミスをしてしまうとすべてがダメだと思い込んでしまう」
いかがでしょうか?自分の考え方に近いな、似ているなと思う人は要注意です。
この記事を読んでストレスを正しく理解し、ストレスを味方につけて入試を乗り越えていきましょう!
◎ストレスってなに?その正体は?
そもそも「ストレスを感じる」とはどういうことなのでしょうか?
ストレスとは外部または内部からの刺激(ストレッサー)に対して生じる心身の変化のことを指します。これは太古の人類が生き残るうえで身に付けた感覚でもあります。
つまり、受験生にとっての「成績が下がって不安になる」「試験が近づき、緊張や焦りが高まってくる」というストレスは太古の人類の「迫りくるマンモス(ストレッサー)に恐怖を感じる」ということに通じるのです。
ストレスを感じなければそのまま何もできずに生き延びることはできなかったでしょうから、人類はストレスをうまく処理することで生き延びてきたともいえますね。
◎ストレスを感じたらポジティブ思考で自分を鼓舞しよう
「ストレスは悪いものではなく、原因を対処するために人類が身に付けた本能的なものである」ということが分かりました。「ストレスは悪ではない」と知っているだけでも十分効果的です。それでも不安や緊張でネガティブな思考になってしまう人も多いのではないでしょうか。大切なのは自分がネガティブ思考に陥っていることに気づくということです。
例えば友だちが試験前で不安になっているところを見かけたとします。そのときもしあなたならどうしますか?きっとその友だちを応援するような声かけをするはずです。
自分の思考をコントロールすることは難しいですが、自分を客観的に見てネガティブ思考に陥っていないかチェックすることが大切です。
◎「呼吸法」と「ルーティン」で気持ちを落ち着かせよう
ここまでストレスの原因やストレスとの向き合い方をまとめてきました。それでも試験直前は不安でいっぱいになるもの。ストレスを少しでも和らげる方法を2つ紹介します。
1つは呼吸法です。みなさんは「10秒呼吸法」をしっていますか?
3秒で口から息を吸う・1秒間息を止める・6秒かけて鼻から息を吐き切るという呼吸法です。ストレスを感じているときには交感神経優位になるのですが、息を深く吐くことで副交感神経が優位になり、気持ちを落ち着かせることができます。
もう1つはルーティンです。ルーティンは特定の時間にやる行動のことをいいます。
勉強前にしているルーティンを試験本番まで続けることで、入試本番でも調子を整えて試験に臨むことができます。
いかがだったでしょうか。入試まであとわずか!ここから急激に成長するのが受験生です。最後の最後まであきらめずに志望校合格をつかみ取りに行きましょう!
