こんにちは。開明とぴあです。

7月7日は「七夕(たなばた)」の日。
織姫と彦星が年に一度、天の川を渡って出会うというロマンチックなお話で知られています。
短冊に願いごとを書いて笹に飾るこの風習は、もともとは中国の「乞巧奠(きこうでん)」という行事が起源で、日本には奈良時代に伝わり、江戸時代には庶民の間にも広がりました。

学業成就や家族の健康、夢の実現など、願いごとを言葉にして書くこの文化は、今も多くの子どもたちの心を動かします。

開明とぴあ津駅前校でも、今年も七夕飾りを教室に設置し、生徒たちが思い思いの願いを短冊に綴ってくれました。

ある中学生の短冊には、
「塾のテストで良い点がとれますように☆」
と星マーク付きで可愛らしく書かれていて、そばで見ていた友達も「それ私も書こうかな〜」と笑っていました。

また、別の生徒は、
「受験まであと少し。がんばれますように」
と、まるで自分自身を励ますような言葉を綴っていました。
言葉にすることで気持ちが整理され、前向きになれる――七夕ならではの力を感じた瞬間でした。

中には、「世界平和」と書いた子や、「家族が健康で過ごせますように」と家族思いな願いもあり、心が温かくなりました。

こうした行事を通して、生徒たちの気持ちや成長を感じられるのは、私たちスタッフにとっても大きな喜びです。

これからも勉強だけでなく、四季折々の行事を通じて、心の成長を育む空間づくりを大切にしていきたいと思います。

【七夕の願いごと、教室から星空へ】