得意は英語!得意・苦手教科の勉強法

名古屋大学 経済学部 経済学科

三重県立津高等学校/軟式テニス部

 

 学年に関係なく、受験を視野に入れている高校生はいずれそれなりに勉強しなければなりません。どうせやるのなら、早いうちから

 私の得意科目は、英語です。英語に限らずですが、第一に大事なことは「ここまででやれば十分」という意識ではなく、「吸収できることは何でも吸収する」という意識で勉強することだと考えます。単語、熟語、よくあるフレーズ等は、覚えられるだけ覚えることで、楽になる場面が必ず出てくるはずです。暗記から逃れることはできません。そして、多くの人が抱える課題が、早く読むことができず、解答時間が足りないというものだと思います。これは、予測を立て、精読することでしか解決できないと思います。そのためには、単語や句、節が品詞の観点からどのような働きをしているか、その文が何文型にあたるかといった文法的知識、そして先にも述べたようなよくある表現やパターンの暗記が必要になってくると思います。そのような知識を活用し、一文単位で文の意味が理解できて、はじめて文全体が理解できます。このように、細かい知識を徹底的に身に付けることが英語学習では重要であると考えています。精読なき速読はありえません。
 自分にはどういった部分が足りないのかを具体的に把握することが、苦手教科克服への第一歩であると思います。ある教科へのぼんやりとした苦手意識を抱いたまま、なんとなく勉強しているだけでは一向に苦手を克服することはできません。まずは自分の欠点を把握し、その1つ1つをどのように改善していくのかという方針を立てて勉強することが大事だと思います。