こんにちは、学習塾開明 小中学部校舎長の北嶋です。皆さん古文は好きですか?

嫌いな人も好きな人も多くいると思います。では、嫌いな人が少しでも好きになれるように、また好きな人がもっと面白くなるように今回は、枕詞についての記事です。

枕詞とは?

そもそも枕詞というものを知っているでしょうか。枕詞とは、それ自体に明確な意味はなく、ある特定の語句を言い起すために用いる修飾句です。多くの枕詞は、五音の言葉で構成がされています。枕詞は決まった語句につながりその語句を言い起します。

枕詞「青丹吉」と奈良の関係性

枕詞は、和歌の中でよく使われる修辞技法の一つです。その中でも「青丹吉(あおによし)」は特に有名で、奈良と深い関係があります。今回は、この「青丹吉」と奈良の関係性について詳しく紹介します。

「青丹吉」の由来

実は、枕詞自体には、明確な意味はありませんがそれぞれの由来にいろいろな説があります。その中でも「青丹吉(あおによし)」という枕詞は、奈良に関連して使われることが多いです。この言葉の由来にはいくつかの説がありますが、一般的には以下のように解釈されています。

  • 「青丹(あおに)」は青緑色の顔料を意味し、奈良の風景や自然の美しさを象徴しています。
  • 「吉(よし)」は、「良し」と同義で、美しさや素晴らしさを表す言葉です。

まとめ

このように一般的には、明瞭な意味がないとされている枕詞ですが、由来というものが存在しています。今回は、「青丹吉」でしたが他にも「垂乳根の」や「足引きの」など数多くあるので、皆さんも調べてみると面白く、おぼえやすいかと思います。古文は、ただ覚えるだけだと記憶に定着しにくいですが、意味や由来を物語として覚えると覚えやすいと思います。

古文の世界にふれて

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